腰痛について
腰痛・ぎっくり腰の施術方法
まず、どの筋肉が原因なのかを検査します。そしてその筋肉を弛めます。
通常、筋肉の施術だけでかなり痛みが取れますが、合わせて骨盤や股関節などを矯正して再発しにくくします。
身動きできないくらい痛いぎっくり腰の場合、通常2~3日は安静です。
しかし、完全に痛みを取ることは無理でも何とか動けるようにできる事があります。(個人差があるのでお約束はできません。)
ただし、高齢者のぎっくり腰は圧迫骨折の可能性も高いので、まずは整形外科を受診し、安静にしてください。
腰痛の原因となる筋肉
~ぎっくり腰と関係の深い筋肉~
●腰方形筋
ぎっくり腰と言えば、大抵この筋肉が原因です。歩行時にわずかに腰を捻るだけで痛みます。
重たい物を持ち上げようとした時に「ピキッ!」と傷める筋肉です。
(腰方形筋の痛みの領域)
●中殿筋・小殿筋
腰方形筋と連鎖的に異常緊張を起こしやすい筋肉です。坐骨神経痛のような脚のしびれと関係があります。
(中殿筋の痛みの領域)
(小殿筋の痛みの領域)
●腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)
この筋肉は、長時間座った後に立ち上がる瞬間によく傷めます。
「ガクッ!」と抜けるような感じの後、痛みが増大してきます。
特に腸骨筋は骨盤の内側に付いていて、この筋肉が異常緊張すると、骨盤の仙腸関節を離開させ、その関節の周りにある筋肉を無理に引き伸ばすため、痛みが広がります。
この様な場合は、骨盤が不安定になっているため、一時、骨盤ベルトをしていただきます。
※骨盤ベルトは骨盤に巻くベルトです。(ゴム製)
この筋肉の場合、腰に巻くコルセットではあまり意味がありません。
※お持ちで無い方は、当院でレンタル(¥2000)でお貸しします。
きれいに使って戻して頂ければ全額返金致します。
ドライバーの方も、この筋肉をよく傷めています。長時間の運転後、腰が伸びにくく感じます。
(腸腰筋の痛みの領域)