・歪み
~歪み~(なぜ骨格が歪むの?)
骨は、筋肉(軟部組織)などによって支えられています。
無論、骨だけで立つことは出来ません。
つまり、筋肉が異常を起こすことにより歪むのです。
骨は、筋肉の収縮により動きます。通常であれば、動いた骨はもとの中立位(正常位置)に戻りますが、筋肉の機能障害により、元の長さに戻らない筋肉は、それらの骨格を歪めます。
また、この様なケースで「骨格の矯正」だけを行っても、歪みが戻るケースが早いです。
筋肉によって歪められた骨格は、「筋肉の調整」をしない限り、元の位置に定着しずらいです。
例えば、自分で首をボキボキ鳴らす方は分かると思いますが、鳴らした時は少し楽でも、すぐに違和感が戻ります。
それは歪んだ骨格が一瞬楽な方に戻り、また筋肉によりすぐ歪められてくるからです。
また、この様な動作を繰り返しやり過ぎると、関節を安定させるためにある靭帯などが緩み、関節を不安定にさせ、歪みもひどくなりそれらが原因で不調を起こす場合もあるのでご注意ください。
当院では、まず歪みのもとの「筋肉を調整」してから、必要であれば直接関節にアプローチするという、よりたしかな段階施術を心掛けております。
※先天性、骨折などの歪みはこの限りではございません。
また、歪みとは「関節の動き、変位による機能障害」を起こしている部分を言います。